「シリコン」誤解の原因

ヘアケアや化粧品において、「シリコン」と聞くと良いイメージを持たない方が多いのではないでしょうか。

なぜでしょう？

・シリコンが毛穴につまる

・肌に残ってしまう

などなど

このように覚えている方が多くいるように感じます。

しかし、それは実は間違った情報です。

『ノンシリコン』というのが急速に広がり流行しはじめたのが２０１０年頃。

ではなぜ『ノンシリコン』が流行ったのか・・・

それは、シリコンが悪者に仕立て上げられたからです。

「シリコン」を悪者にすることで、ノンシリコンのシャンプーやトリートメントに注目を集めるための戦略です。

肌にも髪にも機能的に働く優秀な成分「シリコン」はこの頃から嫌われる存在になってしまいました。

実は優秀な成分

ではシリコンが髪の毛や頭皮にどんな働きをするのかまとめてみましょう。

長年使用され安全性が実証されています。

メイク用品や美容製品にも使用されているほど、肌への安全性の高い成分です。

髪の毛のきしみや絡まりを防ぎなめらかな指通りを保ちます。

肌のかさつきや乾燥もなめらかに整えます。

肌や髪を整えたあとは、シャワーで簡単に流すことが出来ます。

きちんとすすぐことで、毛穴詰まりなども無く使用できます。

ヘアケア製品にはかなり大事な要素をシリコンが担っていることがわかります。

では、ノンシリコンはどのようにシリコンの穴を埋めているのか・・・

シリコンを使わないノンシリコンの製品は、上記の効果を様々なオイルやコンディショニング剤で補います。

しかし、どうぢてもシリコンほどの質感を出すことができていないのが現実です。

シリコンのデメリットとして、被膜をはるということも言われていますが、

上記にあるよう、きちんとお湯ですすげば問題ありませんので、

安心してお使いいただけます。